ロジャー式「IPOセカンダリー投資法」での勝率9割は厳しい?
タロタロ

最も平均的な副業ブロガーのタロです

物価は高騰しても給料は上がらず生活は苦しいのに老後の年金もそれだけでは足りないのであれば、何もしないことこそリスクになる。

貯金をしても利息はほぼゼロなら、虎穴に入らずんばで、FXや株を考えてみるけど、負ける怖さが先に立つ。

「絶対」はないけれど高確率に勝てる方法があればやってみたい気もする、いや何かしなければ・・・

そうはいっても

・勝ち負けはあるのは仕方ないとしても、トータルで大きく勝ち越すことはできるの?
・投資に詳しくないけど、素人でも簡単に売り時、買い時を判断できる方法ってある?
・毎日忙しくて、分析実施や画面監視などの時間が確保できないけど大丈夫?

と考える人もいるでしょう。

YouTubeを見ていたら、ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」という株式についての広告がたまたま出てきました。

ドンピシャ悩んでいることだったので、思わずメールアドレスとLINEを登録し、いろいろと勉強してみました。

この記事では、ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」について理解することができますので、株式初心者に向けて話していきます。

この記事を読むと、ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」について知識を深めることができますので、少しだけ足を止めてみてください!

「IPOセカンダリー投資法」開発者、ロジャー堀氏の経歴

ロジャー堀氏は、株式アナリストで、株式での勝率9割を目指せる「IPOセカンダリー投資法」の開発者です。

ロジャー堀氏の経歴

・国立の大学を卒業後、野村證券にて数々のIPO(新規公開株式)を手掛ける
・その後独立して証券アナリストとして活躍
・インターネット上の株式売買システムを世の中に広めた立役者の一人
・数社の上場企業の役員として活動
・今までに創り上げた時価総額は1兆円を超える
・株式市場を知り尽くした日本の重鎮、株式アナリスト、投資コンサルタント
・近年は個人投資家の育成に努め、数多くの一流投資家を育ててきた

ロジャー堀氏はスゴイ経歴の持ち主で、2018年には本も出版しているようです。

「IPOセカンダリー投資法」の特定商取引法に基づく表記を調べてみると、販売業者はライフ出版、運営統括責任者は伊東萌氏でした。

「IPOセカンダリー投資法」の特定商取引法に基づく表記

販売業者 ライフ出版 株式会社
運営統括責任者 伊東萌
URL https://rogers-ipomethod.com/risic/
電話番号 03-5810-1817 お問い合わせはメールでお願いします。
メールアドレス support@rogers-ipomethod.com(@を半角に変換してください。)
返金について 本商品は通信販売につきクーリングオフの適用外となります。お客様都合による返金は一切受け付けておりません。

「ライフ出版」で検索してみると、代表者は「田村萌」氏となっていました。

タロタロ

あれっ、伊東萌さんって確かロジャー堀さんのインタビュアーを務めてた人だよね!

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」とは?

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」は、個人投資家を億の資産の成功者へと導くプログラムです。

特長

半分の銘柄が株価2倍以上に上昇するマーケットにおいて取引する投資法で、次のような特長を持っています。

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」の特長

・勝率9割を目指せる
・一回のトレードで投資金10倍以上が狙える
・シンプルで簡単なルールに従うだけで、初めからプロ級の成果を期待できる
・個人投資家にとっての天敵がいないブルーオーシャンで勝負できる
・小額からスタートできる投資法である
・徹底サポートで初心者でも安心して即、利益が期待できる

「IPOセカンダリー投資法」ならサポートを受けて即、利益が期待でき、勝率9割を目指せるようです。

 IPOとは?
IPOとは、Initial Public Offeringの略語で、日本語では「新規公開株式」や「新規上場株式」と表します。具体的には、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOと言います。

一般的なIPO投資とは、上場する前に「株を買う権利」を抽選で手に入れ、上場後に初めて付く初値(はつね)の株価で売る方法です。

初値は公募価格より高くなるケースが多く、この差益を得る方法狙うわけですが、前提として抽選に当たる必要があります。

これに対して「IPOセカンダリー投資」は、IPO銘柄が上場して一般取引ができるようになってから投資する方法です。

多くのIPO銘柄は、株価が急落するのですが、セカンダリー投資では、それ以降の株価の上昇を狙います。

仕組み

株価が急落したあとのIPO銘柄は、そのまま落ち続ける銘柄と蘇る銘柄に、綺麗にパターンが分かれます。

IPOセカンダリー投資専用の分析メソッドを知っていれば、誰でも急上昇するパターンの銘柄を選ぶことができます。

具体的には、素人の方でもベストな売買タイミングを逃さないために開発した、ロジャー式IPOセカンダリー・センサーです。

フィルターにかけた有望株の決まった数値を入れると、買い時と売り時のサインが出るようになります。

このサインを確認してから売買のタイミングを図るので、素人でも利益を出せるようになりやすいのです。

下のグラフでは、ロジャー式IPOセカンダリー・センサーでフィルターにかけた数値を入れると、買い時と売り時のサインが出ます。

赤線を割り込んでいるタイミングが買いのサインのようです。

IPOセカンダリー銘柄がそれほど魅力的なら、大口投資家や機関投資家も参入してきて、個人投資家にとっては大きな脅威となりそうな気がします。

しかしIPOセカンダリーのマーケットは、上場したてで時価総額が小さく、規模が小さすぎるので参入できないのだそうです。

すなわち、大きな資金の動きがキッカケとなり株価が一気に崩れる等のリスクが回避できる市場と言えそうです。

IPOセカンダリー投資

・ロジャー式IPOセカンダリー・センサーがあれば、最大の利益を狙える
・個人投資家にとって、大口投資家等による株価暴落のリスクを回避できるマーケット

タロタロ

大口投資家等の影響による株の暴落は、ほとんどないということなのか?

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」は本当に稼げるのか?

一番気になるのは、本当に稼げるかどうかだろうと思います。

IPOセカンダリー投資法の「仕組み」でも話したように、理論の詳細はわかりませんが、買いのサインが出たら買い、売りのサインが出たら売れば、勝率は9割を超えるそうです。

そこで、買いのサインが出た銘柄について、売買サインが出たという日の「株価自体」は合っていたのか調べてみました。

上記のうち10社の株価について、別のサイトで調べてみると、10社のうち4社について株価の不一致が見られました。

(引用元:日本経済新聞 日経会社情報  https://www.nikkei.com/smartchart/?code= 、他)

広告記載株価と実際株価の比較結果

株価一致(銘柄コード 企業名) 株価不一致(銘柄コード 企業名)
4255 THE COO 9211 エフ・コード
4261 アジアクエスト 7133 HYUGA PRIMARY CARE
9258 CS‐C 4417 グローバルセキュリティ
4418 JDSC 4412 サイエンスアーツ
9253 スローガン
9250 GRCS

広告記載株価と実際株価の一致例を示します。

一致例:4255 THE COO(買付価格)

株価一致:○ 買い発動日/購入週 買付価格(円)
ロジャー式 2022.05.16 1963
日経新聞データ 2022.05.16-05.20 1799~2038

一致例:4255 THE COO(売却価格)

株価一致:○ 売り発動日/売却週 売却価格(円)
ロジャー式 2022.08.15 2015
日経新聞データ 2022.08.15-08.19 1960~2041

 

続いて不一致例です。

不一致例:9211 エフ・コード(買付価格)

株価不一致:× 買い発動日/購入週 買付価格(円)
ロジャー式 2022.03.03 2694
日経新聞データ 2022.02.28-03.04 630~785

不一致例:9211 エフ・コード(売却価格)

株価不一致:× 売り発動日/売却週 売却価格(円)
ロジャー式 2022.09.22 3545
日経新聞データ 2022.09.19-09.23 880~968

 

株価については、複数のサイトを見て同じ値であったことから、ロジャー式の株価が違っているようです。

しかし株価が違っていることと、稼げないこととは異なります。

2022年当時の日足データを確認できず週足でみると、結果論にはなりますが、稼げていた可能性はあります。

ただ、株価が違っていた銘柄コード4412のサイエンスアーツの株価は、買い発動日が出た2022年3月3日以降、2024年の11月現在まで一貫して下落しています。

この例については、勝率9割から外れた、負けの例だったのかもしれません。

稼げるかどうかは、IPOセカンダリー・センサーによる買いのサインのあとに、9割の株価が本当に上がるかどうかにかかっています。

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」のメリット・デメリット

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」には4つのメリットと4つのデメリットがあります。

メリット

ロジャー堀氏が開発した「IPOセカンダリー投資法」のメリットは以下の通りです。

「IPOセカンダリー投資法」のメリット

・IPOセカンダリー投資では大幅な値上がりをする銘柄が出ることがあり、大きな利益の可能性がある
・上場後の再評価により、短期的な株価上昇の可能性がある
・誰でも少額資金で始められ、大口投資家や機関投資家が比較的少ないので、参加しやすい
・独自の分析メソッドとツールを用いることで、勝率9割を目指すことができる

IPOセカンダリー投資なら、IPOと違って抽選がないことも参加のしやすさにつながっています。

デメリット

「IPOセカンダリー投資法」のデメリットについては以下の通りです。

「IPOセカンダリー投資法」のデメリット

・株価が落ち続ける、あるいは一気に崩れる等、損失リスクが高い
・上場年数が短く判断材料に乏しいため予想が難しく、売買タイミングの判断が大変
・具体的な投資手法が公開されておらず不透明だし、9割という高すぎる勝率に疑問を感じる
・IPOセカンダリーについての説明が不十分で、初心者にはリスクが高すぎる可能性がある

高額なロジャー式IPOセカンダリー投資法を使えば、勝率9割で稼げるのかがポイントになりそうです。

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」の価格

本来の参加費用は税込50万円ですが、募集開始から54時間以内であれば40%OFFの30万円で提供されます。

分割は2回と3回があり、2回の場合、15万8千円×2回(総額31万6千円)となります。

分割3回の場合、10万8千円×2回(総額32万4千円)となります。

これを購入することにより、次の7つが得られます。

ロジャー式IPOセカンダリー投資法で得られるもの

提供内容
ロジャー式一流投資家マインドセット 「億の資産」を目指すためのマインドセットPROGRAM
ロジャー式IPOセカンダリー投資法 ロジャー式IPOセカンダリー有望銘柄リスト、ひと目確認するだけで売買トレードができるロジャー式IPOセカンダリー・センサー
IPOセカンダリー投資理論の理解 ロジャー式IPOセカンダリー投資法の理論の解説
ロジャー式アドバンスド投資法 ロジャー式IPOセカンダリー投資法の次のステップ
シミュレーションPROGRAM 練習の場で腕を慣らしたいという方のためのシミュレーションPROGRAM
専任コーチ制度 あなたと専任コーチを組み、投資スキルを手に入れてもらう
オンライン相談会 資産管理などを習得、ケーススタディを学ぶZOOM相談会

 

なお、本商品に全額返金保証はないようです。

タロタロ

全額返金保証がないということは、よほど商品に自信があるということなのだろうか?

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」の口コミ

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」の評判について調べてみると、良い口コミも悪い口コミも、わずかですがありました。

良い口コミ

広告動画以外での良い口コミは、ごく一部のブログサイトでしか見つけることができませんでした。

良い口コミ

・ロジャー先生のロジックで実際に成果が出せて非常に助かってます
・素人だった私でも成果を出せたので、初めての方も是非チャレンジしていただきたいです
・ロジャー堀のIPOセカンダリー投資法を学ぶことができて私の人生は大きく変わりました。今後もこの投資法で利益を目指し続けていきたいと思います。

良い口コミがほとんど見つからないのが残念でした。

悪い口コミ

ブログ記事やSNSに悪い口コミはありましたが、こちらもそれほど多くはありませんでした。

悪い口コミ

・この人、昔から悪い噂ばかり耳にします。商材ばかりを販売してもう投資家ではなく商材屋に成り下がっています。
・ロジャー堀さんの本を読んで、感銘を受けたのでLINE購読したけど、商材を売ろうとする必死感がすごい。だんだんヤバそうな感じがしてきた。
・最悪でした。本とか出版しているくせに入金したら何も連絡こない上にようやくサイトが来たと思ったら、パスワードがはいらない。

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」が向いている人・向いていない人

これまでの調査からロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」が向いている人、向いていない人は、どのような人なのかについて解説します。

向いている人

まずは向いている人について話してみます。

「IPOセカンダリー投資法」が向いている人

・ハイリスク・ハイリターンの性質を持つため、リスクを許容できる投資家
・短期間で大幅な値上がりを狙うことから、短期的な利益を求める投資家
・通常の株式投資よりも積極的な投資戦略を取りたい投資家
・小額資金から始めたい投資家

このような投資家なら、「IPOセカンダリー投資法」は向いていると思います。

向いていない人

今度は向いていない人について話してみます。

「IPOセカンダリー投資法」が向いていない人

・ハイリスクな投資となることから、安定した運用を求め、リスクを回避したい投資家
・短期的な値動きを狙うのではなく、長期投資を好む投資家
・IPOセカンダリー投資法を学ぶための参加費用が高額と考える投資家
・株価の急激な変動に対応できる知識や経験がなく、依存心も高い初心者投資家

このような投資家なら、「IPOセカンダリー投資法」は向いていないようです。

これはあくまでも私の考えですので、参加を考えている方は、ご自身でしっかり調べてみてからでも遅くないと思います。

まとめ

ロジャー堀氏の「IPOセカンダリー投資法」についての記事は、いかがでしたでしょうか。

IPOセカンダリーのマーケットにおいて、買い時と売り時のサインを出してくれる「IPOセカンダリー投資法」は、億の資産を目指せることが、セールスポイントになっています。

「IPOセカンダリー・センサーで、買い時と売り時のサインが出る」とのことですが、今回、システムの根拠や仕組みについては確認することができませんでした。

勝率9割を目指せるというメリットは魅力的ですが、IPOセカンダリーについての説明が不十分で初心者にはリスクが高すぎるデメリット、にも注意する必要があります。

「IPOセカンダリー投資法」の良い口コミは広告以外ではあまり見られず、悪い口コミも少し多い程度で、第三者的な評価が難しい状況です。

結果として、「IPOセカンダリー投資法」は億を目指せることを謳っていますが、購入には慎重な判断が必要です。

買い時と売り時のサインを出すシステムを信用し高額な価格であっても構わない人には魅力的かもしれませんが、仕組みや透明性に重きを置く人には向いていないようです。

この記事があなたの参考になれば何よりです。

タロタロ

最後までご覧いただきありがとうございました、副業ブロガーのタロでした!