キーワード検索意図の調べ方!検索結果上位表示から読み取ろう
タロタロ

おはようございます!副業ブロガーのタロです

毎日、何気なくネット検索していますが、なぜそのキーワードを選んで調べたのでしょうか?

選んだ意図が分かれば、欲しい情報を探しているユーザーのニーズに合ったコンテンツを書くことができますし、私もそんな素晴らしいコンテンツを提供してみたいです。

とはいえ、
・他人の検索意図を知ることなんてできるの?
・どうやって検索意図を調べるの?
という方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、キーワードの検索意図の調べ方を、ブログ運営者に向けて解説していきます。

具体的には
・キーワードの検索意図とは?
・キーワード検索意図の種類
・キーワード検索意図の7つの調べ方
・キーワード検索意図に基づいたコンテンツを作る6つのコツ
の順番に大事なポイントをご紹介していきます。

この記事を読めば、キーワードの検索意図の調べ方がわかりますので、軽い気持ちで読んでみてください!

キーワードの検索意図とは?

キーワードの検索意図とは、ユーザーが検索する目的であり、検索キーワードの裏にある意図のことを言います。

検索インテント、ユーザーニーズと言うこともあります。

私たちユーザーは検索エンジンを使うとき、知りたいことをキーワードとして入力しますが、いつも最適なキーワードを入力しているとは限りません。

例えば「パソコン おすすめ」というキーワードを入力したユーザーは、「パソコンを購入したい」という意図があることがわかります。

ただし、検索した状況はユーザーによってさまざまで、以下のようなニーズを持っている可能性がありそうです。

・今使っているパソコンが古くなったので、新しいのが欲しい
・処理速度が遅いので、サクサク処理してくれるパソコンが欲しい
・どのようなパソコンが人気なのか知りたい

目的やニーズを深掘りしていくと、「なぜ知りたいのか、なんのために知りたいのか」という深層心理が見えてきます。

そして、検索しているユーザー自身も気付いていなかったニーズが書かれているコンテンツには、より高い価値があるのです。

そして検索エンジンからの評価も、高くなることが期待できます。

キーワード検索意図の種類

キーワードの検索意図にはKnowクエリ、Goクエリ、Doクエリ、Buyクエリといった4つの種類があります。

ユーザーが検索エンジンに入力した単語や単語の組み合わせを「クエリ」と読んでいます。

クエリに沿ったコンテンツを意識することで、ユーザーの課題解決につながりやすくなるのです。

Knowクエリ

Knowクエリは、「検索キーワードについて知りたい」という検索意図が想定できる検索クエリです。

言葉の意味を知りたいとき、人物や場所などの情報を知りたいとき、問題解決方法を知りたいときなどが該当します。

「クエリとは」
「高山みなみ キャラ」
「日焼け止め 選び方」

Goクエリ

Goクエリは、「ある場所へ行きたい」「Webサイトへアクセスしたい」という検索意図を含む検索クエリです。

地域名、サービス名、店名などのキーワードを含むことが多いです。

「銀座 資生堂」
「X Twitter ログイン」
「九州 みそラーメン」

Doクエリ

Doクエリは、「何かをしたい」という検索意図を含む検索クエリです。

検索結果で得られたやり方はコツなどを、やってみたいと思っているときに使われます。

「トマト 育て方」
「芸能人 出会う方法」
「価格交渉 コツ」

Buyクエリ

Buyクエリは、検索した商品やサービスを「購入したい」「導入したい」という検索意図があるときに使用される検索クエリです。

欲しい商品やサービスが決まっている場合や、安く買うなど商品選定のために検索している場合が想定されます。

「母の日 人気ギフト」
「スマホ 価格」
「いちご ランキング」

キーワード検索意図の7つの調べ方

キーワード検索意図を調べるには次の7つの方法があります。

    1. 検索結果上位表示から読み取る
    2. サジェストワードから読み取る
    3. 関連キーワード検索から読み取る
    4. バーティカル検索から読み取る
    5. ユニバーサル検索から読み取る
    6. 共起語から読み取る
    7. リスティング広告から読み取る

 

検索結果上位表示から読み取る

上位表示サイトを読み解くことで、検索意図に合ったコンテンツ作成についてのヒントをたくさん見つけ出すことができます。

Googleはアルゴリズムを駆使して有益な検索結果を提示しているので、上位に表示されているサイトは検索意図を満たしていると判断できるのです。

上位に表示されているトピック、テーマ、デザインなどあらゆる情報が参考になります。

上位ベストテンを網羅しつつ次のポイントをチェック

コンテンツタイプは製品ページか、ブログ記事か。
コンテンツフォマットは比較記事か、ノウハウ系か。
コンテンツの切り口は初心者向けか、習いに行くのか。
上位表示サイトで取り上げられている共通情報は何か。
どんな人をターゲットにしているのか。
自分にしか書けないオリジナル情報はあるか。
見出しの内容、文章表現、文字数はどうなっているか。

 

サジェストワードから読み取る

キーワードを入力すると自動で提案されるサジェストワードから検索意図を読み解く方法は、簡単で基本的な見極め方法です。

サジェストワードは、指定したキーワードとセットで検索されることが多いキーワードです。

ユーザーが以前検索したキーワードなどを基にして、検索エンジンのアルゴリズムで自動表示されます。

「パソコン おすすめ」で検索すると、よく検索される候補が出てきますが、ここではノート、家庭用、メーカーなどでした。

サジェストワードは、ユーザーが潜在的に知りたいと思っている可能性がある要素です。

少し内容に触れるなどすれば、ユーザーの問題解決につながることにつながります。

関連キーワード検索から読み取る

関連キーワード検索も、サジェストワードと同様に基本的な見極め方法となります。

特定の検索キーワードでの検索結果画面のページ下部に表示されるものです。

「パソコン おすすめ」の場合、ノートパソコンやデスクトップなどとなりました。

関連キーワードも潜在的な検索意図に通じるので参考にするといいでしょう。

とはいえ、関連キーワードを深掘りしすぎると、メインキーワードの情報が少なくなるとか、検索ニーズからズレてしまうこともあり得ます。

ユーザーの利便性を低下させることもあるので注意が必要です。

バーティカル検索から読み取る

バーティカル検索とは、Google検索結果画面に表示されている検索機能のひとつで、ユーザーが検索しているものを特定のカテゴリに指定できるものです。

Google検索において、デフォルトでは「すべて」の検索結果を返します。

各クエリの場合、欲しい検索結果に絞り込んで検索をすることができるようになっています。

「パソコンとは」で検索すると「すべて→画像→動画→ショッピング→ニュース→書籍→ウェブ→もっと見る」と表示されていました。

バーティカル検索の並び順は、Knowクエリの場合、「すべて→画像」が優先されて表示されることが多いです。

Goクエリの場合、「すべて→地図→画像→ショッピング→ニュース」となっています。

Doクエリの場合、「画像・動画」のいずれかが優先的に表示されます。

Buyクエリの場合、「ショッピング、画像」が優先されて表示されることが多いです。

ユニバーサル検索から読み取る

ユニバーサル検索とは、検索結果画面に出てくる画像、動画、地図などの検索ワードに関する情報のことです。

検索キーワードによって検索結果画面にはさまざまなコンテンツが表示され、ユーザーの検索意図に合った情報が表示されます。

「パソコンとは」で検索すると右側に、知識を体系的に表示したナレッジグラフが大きく表示されていました。

共起語から読み取る

上位サイトのコンテンツを分析して多く出現しているキーワードやテーマから共起語を把握する方法です。

専門性が高い記事ほど、バリエーションが多くなるので関連する多くのワードが出てきます。

特定のキーワードが出現した際に、一緒に使用されるキーワードなので、検索意図の読み取りが可能です。

リスティング広告から読み取る

自然検索だけでなく、ユーザーが入力した検索キーワードに関連して検索結果ページに表示されるリスティング広告からも検索意図を読み取ることができます。

特定のキーワードで広告を出すということは、収益が出ていると考えられます。

つまり、どのような広告を出稿しているかを知ることで、検索意図を読み取ることができるのです。

キーワード検索意図に基づいたコンテンツを作る6つのコツ

キーワード検索意図に基づいたコンテンツを作る6つのコツは次の通りです。

      1. 検索意図に基づいたペルソナを設定する
      2. 検索意図に基づいた見出しを設定する
      3. 情報網羅性を高める
      4. 自分にしか提供できない独自性を盛り込む
      5. バーティカル検索、ユニバーサル検索を活用する
      6. コンテンツに対するユーザーの行動を分析する

 

検索意図を想定できたら、早速コンテンツ制作に活用していきましょう。

検索意図に基づいたペルソナを設定する

調査した検索意図をもとに、ターゲットユーザーに落とし込んだペルソナを設定します。

ペルソナを設定することによるメリットは次の通りです。

ユーザーが持っているニーズの想定とコンテンツへの反映が行いやすい
記事の内容を客観的に書くことができる

またペルソナが、どんな考えを持っているのか、どんな感情を持っているのか、どんな結果を望んでいるかを明らかにします。

例えば「ノートパソコン おすすめ 社会人」で検索したときを例にすると

・時間効率的な仕事をするのが当然と考えている
・購入から数年経っていて、処理速度が遅くなっていると感じている
・性能、早さに加えてコスパの良いノートパソコンが欲しい

こんなユーザーだと見極めます。

検索意図を深掘りして、心理の奥底をつかむのに役立ちますので、ターゲットユーザーの悩みや望みを明確にして記事を書きます。

検索意図に基づいた見出しを設定する

記事のタイトルに検索キーワードを含めるだけでなく、検索意図に基づいたタイトルや見出しを設定しましょう。

タイトルについては、検索意図に沿った内容が記事に書かれていることを示すことで、「読みたい」と思ってもらいます。

タイトルや見出しにキーワードを並べるだけでなく、検索意図を十分理解したうえで、より魅力的になるような表現にすることが求められます。

情報網羅性を高める

検索意図に注力するだけでなく、更に肉付けをして情報を幅広く提供すれば、ユーザーの信頼度が上がります。

情報網羅性を高めるには情報は正しいのか、何が根拠になっているのか、データの裏付けはあるのかに注意しましょう。

スマホを含めたページの見やすさ、表示速度なども大事な要素になっています。

自分にしか提供できない独自性を盛り込む

検索意図だけでなく、自分にしか提供できない内容を記事にすれば、唯一無二の独自性を盛り込むことができます。

競合サイトの情報をアレンジするだけでは、ユーザーニーズに応えているとは言えません。

同じような内容は有益な情報とは判断されず、上位表示されない可能性があります。

つまりユーザーの悩みに応えていない可能性があり、満足度を下げていることにつながります。

独自性の例は次の通り

口コミ
他にない専門的な情報
アンケート結果
専門家の見解

独自性のある情報を盛り込むことでユーザーの満足度が上がりますし、SEOにおいても有利になります。

バーティカル検索、ユニバーサル検索を活用する

バーティカル検索、ユニバーサル検索を活用することも有効です。

例えば「ノートパソコン おすすめ」で検索すると、バーティカル検索はショッピング、画像、動画、ニュース、書籍、地図、もっと見る、となっています。

さらにビジネス、安い、家庭用、メーカー、大学生、社会人、初心者、ゲームが表示されていました。

また検索結果1ページ目には、注目されている商品が表示されています。

このことからショッピング、画像、動画などをコンテンツに入れると検索意図を満たしやすいと言えるのです。

コンテンツに対するユーザーの行動を分析する

検索意図を捉えたコンテンツを作るなら、ユーザーの行動を分析する必要があります。

検索意図に合った記事を書いたつもりでも、ユーザーに読んでもらわないと意味がないのです。

そこで、ヒートマップを使ってコンテンツ内においてユーザーがどのような行動をしているか分析します。

ヒートマップで行動分析をすれば、どこを改善すればいいのかを見つけることができます。

改善を繰り返すことでユーザーが悩みを解決してくれれば満足度が上がり、満足度が上がればアクセスが増えていくのです。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか。

キーワードの検索意図とは、ユーザーが検索する目的であり、検索キーワードの裏にある意図のことでした。

キーワードの検索意図にはKnowクエリ、Goクエリ、Doクエリ、Buyクエリといった4つの種類があります。

キーワード検索意図を調べるには次の7つの方法があります。

  1. 検索結果上位表示から読み取る
  2. サジェストワードから読み取る
  3. 関連キーワード検索から読み取る
  4. バーティカル検索から読み取る
  5. ユニバーサル検索から読み取る
  6. 共起語から読み取る
  7. リスティング広告から読み取る

 

キーワード検索意図に基づいたコンテンツを作る6つのコツは次の通りでした。

    1. 検索意図に基づいたペルソナを設定する
    2. 検索意図に基づいた見出しを設定する
    3. 情報網羅性を高める
    4. 自分にしか提供できない独自性を盛り込む
    5. バーティカル検索、ユニバーサル検索を活用する
    6. コンテンツに対するユーザーの行動を分析する

 

検索上位表示サイト読み解くことで、検索意図に合ったコンテンツ作成についてのヒントをたくさん見つけ出すことができるのでしたね。

ユーザーの直接的な目的だけでなく、意識していない潜在的な検索意図も知ることができるんですね。

検索意図を知ることで、ユーザーに喜ばれるコンテンツを提供することができるのです。

タロタロ

最後までご覧いただきありがとうございました、副業ブロガーのタロでした!