おはようございます!副業ブロガーのタロです
ウェブサイトへの集客は検索エンジンによる流入が多く、検索エンジン最適化(SEO)はビジネス成功のキーとなるので、サイト運営者にとって、検索エンジンでの上位表示は不可欠と言われていますし、私も同感です。
そうは言われても、具体的に何をすればいいの?やることが多すぎるのでは?という方も多いと思います。
そこでこの記事では、順位決定される仕組みから考えたSEO対策のやり方を、検索順位を上げたいと考えている方に向けて解説していきます。
具体的には
・SEO対策とは
・SEO対策の目的
・SEO対策における順位を決める検索エンジンの仕組み
・SEO対策についてのGoogleの考え方
・SEO対策10選
の順番に重要なポイントを解説していきます。
これを読めばSEO対策のやり方が理解できますので、一緒にお付き合いください!
SEO対策とは
SEO対策とは検索エンジンの最適化のことで、具体的には、検索者が探しているコンテンツを提供し、技術的にウェブサイトを最適化することです。
サイト運営者としては、検索者のために有益なコンテンツを追加・改善することと、迷うことなく必要な情報にたどり着けるような導線設計することが重要になります。
意味なくページ数を多くしても内容が薄く、良質でない場合には検索結果が上位にはなりません。
SEO対策の目的
SEO対策の目的は、検索結果を上位に表示させることだけでなく、商品購入、問い合わせ、資料請求など個々のサイトが達成したい最終目標につなげてビジネスを成長させることです。
SEO対策における順位を決める検索エンジンの仕組み
検索エンジンは、クローラーがリンクを巡って「クロール」し、情報収集したページを「インデックス」し、その登録された内容を評価「ランキング」していきます。
検索エンジンはこれを繰り返していて、時間とともにランキングが変わっていくので、継続的な対応が必要になります。
どういう仕組みで検索順位が決まっているのかを知らないと、対策も打てないよね!
クロール
クローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットがウェブサイトを発見・巡回してサイトの内容を読み込み、コンテンツ、画像、ファイルなどを収集します。
クローラーがあなたのサイトに来ることでクローラーに発見してもらえますが、来てくれなければ発見されることはなく、結果的に登録もされず、検索結果に表示もされないのです。
ですから作ったばかりのサイトは見つけてもらいにくい状況にありますし、クローラーに見つけてもらうことは、SEOにとって非常に大切なことなのです。
インデックス
クローラーが情報収集したページをデータベースに登録していくことを「インデックス」と言います。
検索エンジンには、クロールによって検出したページにアクセスし、各ページの内容を分析した結果得られた膨大な情報が記録されています。
検索結果表示
インデックスされたページは、検索アルゴリズムによって評価されて順位が決定されます。
検索エンジンのランキング決定の仕組みを「検索アルゴリズム」といい、Googleでは200以上の要素の組み合わせでアルゴリズムが構成されています。
これらの要素を基にサイトの価値を評価して表示順位ランキングを決定しています。
SEO対策についてのGoogleの考え方
SEO対策についてGoogleは、Googleが掲げる10の真実、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)、YMYL(Your Money or Your Life)、モバイルファーストインデックス(MFI)が重要と考えています。
Googleが検索アルゴリズムを作っていて、検索システムを利用しているのですから、Googleが理想として掲げている考え方を理解することが非常に大事になります。
検索者が求める価値ある良質なコンテンツを作るだけでなく、検索順位をコントロールするGoogle検索の仕組みを理解し対応しないと上位表示は難しくなります。
Googleが掲げる10の真実
Googleが発表しているガイドラインなどの中で特に重要なのは「Googleが掲げる10の真実」です。
これはGoogleの設立数年後に策定されたものですが、現在でもGoogleが送り出すサービスのすべてがこの通りであるよう努め続けています。
これを読み解くことで、Googleが求めている検索エンジンの理想の姿が見えてくることでしょう。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより早いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)
E-E-A-Tとは、検索者の目的に対して適切な検索結果を返せているかの評価基準です。
これはExperience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとったものです。
E-E-A-Tは、それぞれ独立した指標ではなく、経験・専門性・権威性によって信頼性が証明できるという関係性になっています。
すなわちE-E-A-Tを満たしていれば検索結果の上位に表示されるのではなく、コンテンツが高品質だと判断されるということです。
結果的には、検索結果の上位に表示されやすくなるでしょう。
YMYL(Your Money or Your Life)
YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略語で、将来の幸福、健康、経済的安定、安全に潜在的に影響を与えるテーマを意味しています。
YMYLに含まれるテーマ・ジャンルは次のようなものです。
- ニュースや時事問題
- 市民権、政府、法律
- 財産
- ショッピング・買い物
- 健康と安全
- 人々の集団(人種・民族など)
- その他
検索者に提供する情報の正確性と信頼性が非常に重要なので、これらのテーマに対しては、厳格な評価基準を適用し、最も信頼性の高い情報を提供することを目指しています。
モバイルファーストインデックス(MFI)
モバイルファーストインデックス(MFI)とは、ウェブサイトの評価対象をPC版のウェブページではなく、モバイル版のウェブページを優先にする仕組みのことです。
Googleは、モバイルユーザーの増加に対応し、モバイル検索者とモバイルサイトの内容のミスマッチを防ぐためにモバイルファーストインデックス(MFI)を導入したのです。
SEO対策においては、モバイルでの表示が使いやすいレイアウト(レスポンシブデザイン)であること、モバイル表示スピードが速くアクセスや表示にストレスがないことが、特に重要です。
これらの利便性の高さ(モバイルフレンドリー)は、検索エンジンの評価要因としてますます重要になってます。
今やパソコンよりスマートフォンがメインの時代だよね!
SEO対策10選
これまで見てきた検索エンジンの仕組み、SEOについてのGoogleの考え方を踏まえて、SEOで取り組むべき10の基本対策はSEOキーワードの選定、内部リンク設計、タイトルタグの見直し、リード文、コンテンツの量と質、外部対策、スマートフォンへの対応、ページスピードの最適化、情報の最新性・リライト、キーワードの見直しです。
基本対策を実行することで成果を出すことにつながっていきます。
それでは順にみていきましょう。
SEOキーワードの選定
あなたのサイトに関して検索されるであろうキーワードを予測してコンテンツを準備しておく必要がありますが、検索数がそれほど多くないスモールキーワードで上位表示させることを考えます。
例えば「パソコン」のような誰でも思いつく「ビッグキーワード」は、検索数が多いですが、各企業が対策しているので上位表示は困難です。
素人の個人が狙うなら「地域名 パソコン」など地域名と組み合わせる「スモールキーワード」で勝負する方が、検索数は少ないですが、検索者の潜在顧客の割合がビッグキーワードより多い可能性があります。
ただし、絞れば絞るほどベストキーワードになるとは限らず、上位表示は可能かもしれませんが検索者が少ないとか、いなくなるといったことになりかねませんので注意が必要です。
内部リンク設計
内部リンクとは、サイト内の記事と記事をつなぐリンクのことですが、重要なのは、「その記事との関連性と重要度が高い記事へリンクする」ことです。
検索者が重要度の高い記事へと移っていけるために必要になるだけでなく、検索エンジンから価値の高い記事と判断してもらえます。
サイトに訪れた人が、他の記事をどれくらい見たのかというのを「回遊率」と言いますが、内部リンクを適切に設計することで回遊率をアップさせることができますし、SEOの評価が高くなります。
タイトルタグの見直し
対策したいキーワードは、SEO上有利にするために、必ずタイトルタグ内にかつ、より前方に含めます。
また各記事のh2タグ見出しには、内容が理解できるよう簡潔に「キーワード」と、検索窓にキーワードを入力したときに自動的に表示される関連性の高い「サジェストワード」を入れます。
h3タグ見出しには、特にキーワードは不要ですが、サジェストワードは入れましょう。
リード文
リード文は目次よりも前で、ページの最上部にある導入部分ですが、検索エンジンがページ内のメインコンテンツで重要な個所と捉えられています。
検索者が本文を最後まで読むかどうかが決まる大事な部分でもあります。
リード文の構成としては驚き、共感、メリット、権威性、簡易性・効果の順に、記事内容を簡潔に書きます。
コンテンツの量と質
記事作成において、「量と質」の両方の観点から上位表示されるような記事を書くことが必要になります。
量の観点では、まずは記事の数が問われます。
またひとつの記事についてみてみると、単純に文字数が多ければ良いというわけではなく、検索者が求めている情報を網羅しているかが重要です。
質の観点では、検索者のニーズに合った内容で、かつ専門性があり信頼できる情報を、できるだけ権威性をもって書きます。
専門性があるといっても丁寧で、素人でもわかりやすい言葉で伝えることが離脱を防ぐためにも必要なのです。
検索者ファーストのためのSEO対策ってやることがたくさんあるんだね!
外部対策
外部対策とは、外部サイトから自分のサイトへ貼られるリンクをいかに獲得するかを考えて実行することです。
外部リンクの多いサイトは、Googleが「外部サイトが紹介するほど質の高いサイト」と判断するのでSEOでの高評価につながります。
外部リンクを獲得するには、質の高いコンテンツを作成することで、外部のサイトがリンクを貼りたくなるようなオリジナルな記事を書く必要があります。
ただ単に外部リンクを獲得すれば良いというわけではなく、関連性のあるサイトから自然な形で自分のサイトへのリンクを設置してもらうことです。
スマートフォンへの対応
多くの検索者がスマートフォンで検索することから、モバイルファーストインデックス(MFI)という、モバイル版のウェブページを優先にする方針が取られています。
スマートフォンに対応したSEO対策のポイントは次の4つです。
- スマートフォンの画面でも問題なく使用できる
- 表示時間を意識する
- 可能な限りスマートフォンとパソコンのページ内容を合わせる
- パソコン版とスマホ版で同じURLを生成するレスポンシブウェブデザインを導入する
ページスピードの最適化
Googleは、ページ読み込み・表示速度をできるだけ早くすることを推奨していて、ランキング要因として評価に取り入れています。
表示速度が速いページはユーザー体験が向上し、離脱率の低下やコンバージョン率の向上など多くのメリットが得られます。
ページスピード改善の方法としては、ファイルの圧縮・軽量化、次世代画像ファイル形式の活用、画像の遅延読み込みなどがあります。
情報の最新性・リライト
情報は日々更新されているので作成した記事を放置しておくと古いものになってしまいますので、SEO対策において情報の最新性を保つことも実施すべき項目になります。
情報が古いと、検索者に誤った情報を伝えてしまいますし、Googleからの評価が下がってしまうので、信頼性に影響するのです。
記事を作成したらそれで終わりではなく、正しい情報を伝えるためにも、情報をアップデートするためにも定期的にリライトしましょう。
キーワードの見直し
ここまでのSEO対策を行っても検索上位に表示されない場合には、選定しているキーワード自体に問題があることが考えられます。
検索数の少ないキーワードを選んでいないか、難易度の高いビッグキーワードを選んでいないか、サイト内において様々なジャンルのキーワードを選んでいないか、見出しは最適化されているか等を見直しましょう。
まとめ
さて、今回の記事はどうでしたか。
SEO対策における順位を決める検索エンジンの仕組みは、クローラーが情報収集したページをデータベースに登録インデックスされ、検索アルゴリズムによって評価されて順位が決定されるのでした。
SEO対策についてGoogleは、Googleが掲げる10の真実、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)、YMYL(Your Money or Your Life)、モバイルファーストインデックス(MFI)が重要と考えています。
SEOの基本的な10の対策は次の通りです。
- SEOキーワードの選定
- 内部リンク設計
- タイトルタグの見直し
- リード文
- コンテンツの量と質
- 外部対策
- スマートフォンへの対応
- ページスピードの最適化
- 情報の最新性・リライト
- キーワードの見直し
順位を決める検索エンジンの仕組みとGoogleの考え方を知り10の対策を行うことで、時間や手間はかかりますが、無料でできて検索上位に表示することも可能です。
最後までご覧いただきありがとうございました、副業ブロガーのタロでした!