おはようございます!副業ブロガーのタロです
Webサイトの制作等を行うシステム(CSM)におけるWord Pressのシェアは60%を超えていて、ブログを始めるときにWord Pressを使うのは当たり前とまで言われています。
しかしWord Pressのテーマ数は15000件以上(2024年5月現在)もあるので、どれを選んだらいいのか分からないという方も多いと思います。
そこでこの記事では、テーマ選択のお悩みを、初心者の目線に立って解説します。
一例を挙げると、次のことについて話していきます。
・Word Pressテーマを使うべき理由
・Word Pressテーマを選ぶ際のポイント
・有料テーマと無料テーマのどちらを選ぶべきか
・おすすめ有料テーマ、無料テーマ
これを読めば、あなたに合ったWord Pressテーマがどれなのかが分かりますので、まずはご一読を!
Word Pressテーマとは
Word Pressテーマは、サイト構成に必要な複数のファイル群でできていますが、ブログのデザインや機能が準備されているファイルの集まりであるテンプレートのことです。
Webページを作成するには、本来、ページを作成するための言語(HTML)やページの文字の色、大きさ、スタイル(見た目)を設定する言語(CSS)に関する知識が必要になります。
しかし、そのような知識がなくても、インストールして有効にするだけで好きなデザインや機能に変更できる優れものが「Word Pressのテーマ」なのです。
Word Pressのシェアが高いのは、それほど難しい知識がなくてもブログを作ることができるようになった、ということが要因のひとつに挙げられるでしょう。
Word Pressテーマを使うべき理由
Word Pressテーマを使うべき理由は初心者でもデザイン性の高いサイトが作れて、内部SEO対策ができる上に、好みに合わせたデザイン化が簡単だからです。
Word Pressは初期状態(デフォルト)でもひとつのテーマが設定されていますが、初期状態が自分のイメージしたものと一致しているということは少ないので設定を変更することが多いです。
それではWord Pressテーマを使うべき理由を一つずつみていきましょう。
初心者でもデザイン性の高いサイトが作れる
Word Pressテーマを使うべき理由は、初心者でも簡単にデザイン性の高いサイトを作ることができるからです。
Word Pressを使えば、ページ作成言語(HTML)や文字色、大きさ、見た目設定言語(CSS)等の専門知識がなくても、テーマの中の設定を変えるだけでお好みのデザインにすることができます。
テーマのインストールや有効化は、指示通りに行えば誰でも簡単にできますし、あとになってテーマを変更することも可能です。
しかしレイアウトが崩れることもあり、そうなると修正が大変ですので、早めに変更して自分のテーマを決めてしまうのがいいでしょう。
内部SEO対策ができる
Word Pressテーマの中には内部SEO対策ができるテーマがあり、そうすることで閲覧数を増やすためにも上位表示させることが可能だからです。
SEO(エスイーオー)は、検索エンジン最適化といわれていますが、Google検索などをしたときに、できるだけ上位に表示させることをSEO対策といいます。
SEO対策といっても外部SEO、内部SEOがありますが、Word Pressテーマで対策できるのは内部SEOです。
内部SEO対策とは、検索エンジンに高く評価してもらえるように、HTMLタグ、サイト構造、リンクなどのサイト内部の要素を整備・改善することです。
検索からのアクセスで閲覧数を増やしたいと思うと、多くの人は検索上位のサイトしか見ないので、SEO対策が必要になります。
好みに合わせたデザイン化が簡単
Word Pressのテーマは、好みに合わせたデザイン化が簡単にできるからです。
Word Pressテーマには有料のものと、無料のものがあるのですが、有料のテーマだと細かい部分まで指定することができ、無料のテーマより自由度が高いです。
テーマによってできる内容は違ってきますが、自分だけのカラーや商品のイメージなどに応じたデザインを作ることが可能です。
Word Pressテーマを選ぶポイント
Word Pressテーマを選ぶポイントは、簡単で操作しやすく、SEO対策がされていて、スマホに対応しており、サポート・コミュニティがあって、好みのデザインが作れるテーマです。
これからWord Pressでサイトを立ち上げようと思うけれど、たくさんあるし、どんな点に注意して選んだらいいか悩んでしまいそうです。
ここでは初めての方がサイト運営を無理なく効果的にできる点にフォーカスして紹介していきます。
簡単で操作しやすいテーマ
テーマを選んでブログを書き始めるときに、扱いが簡単で操作しやすいかが重要になります。
操作性が悪くて記事を書くのに時間がかかるテーマを選んでしまうと、これからずっと無駄な時間が発生し続けることになりますし、精神的なストレスになってしまいます。
複雑な操作はモチベーションにも大きく影響し挫折の原因になるので、直感的に操作できるテーマがいいね。
使い方が分からなかった時にマニュアルがないと、操作がストップしてしまい記事作成に支障をきたします。
逆に、操作性の良いテーマを選べば、記事作成が楽しくなり、ずっと続けられます。
SEO対策がされているテーマ
基本的なSEO対策は、どのテーマでも行われていますが、総合的には有料テーマの方がSEOに優れています。
有料のテーマには、検索順位に影響する表示速度に優れたものや、コンピューターにも理解できるように翻訳する構造化データのマークアップ機能があるのです。
また、最新のSEO対策に対応しているのも有料テーマで、アップデートの頻度が高いですね。
SEO対策に終わりはなく日々改善されていますので、対応するアップデートを細かく行っているテーマを選びます。
スマホに対応しているテーマ
スマホを通してネットに接続する割合が多いので、サイトがパソコン、タブレット、スマホに適応して表示されることは絶対的に求められます。
ブログの記事を書くのはパソコンかもしれませんが、スマホ用での見え方に対応していないテーマは選択対象から外しましょう。
サポート、コミュニティのあるテーマ
サポート対応していて、情報が得られるコミュニティがあるテーマを選びます。
記事の作成中に操作方法が分からなくなったりトラブルが発生したりしても、サポートや仲間がいれば解決につながるので重要なポイントなのです。
それでも解決できなかった時のために問い合わせなどの体制があれば、初心者には非常に助かります。
好みのデザインが作れるテーマ
サイトのデザインは読者に対する印象、ブランドのイメージなどにおいて重要なので、好みのデザインが作れるテーマを選びます。
自分が求めるイメージなどを公式ページなどで確認しておきます。
逆に、サイトのイメージが固まっていない場合には、デザインの幅が広いテーマを選んでもいいでしょう。
Word Press有料テーマと無料テーマのどちらを選ぶべきか
Word Pressテーマには、有料のテーマと無料のテーマがあり、これから4つの要素を見ながら検討していきますが、すぐにブログを始められる点と、記事を早く書ける点から、初心者なら有料テーマを選ぶべきです。
ただ、1~3万円と高額なものが多く、初心者で費用の捻出が厳しい方は、有料とあまり変わらないほどの機能を持った無料テーマもあります。
項 目 | 無料テーマ | 有料テーマ |
---|---|---|
費 用 | ◎無料で利用できる | ×買い切りなら1~3万円程度 |
デザイン・機能性 | △シンプルでテンプレートが少ない | ◎優れていてデザインパーツが多い |
SEO | △SEO対策は一部しか行われていない | ◎内部SEO対策が行われている |
サポート体制 | △サポートは限定的である | ◎コミュニティ、マニュアル、問い合わせ体制あり |
費 用
無料テーマは、その名の通り無料で利用できますが、機能を追加するためにプラグインを購入することもあるでしょう。
有料テーマには月額性と買い切りがありますが、長期間使うことを考えれば買い切りをおススメしますし、買い切り価格は1万円から3万円程度になります。
デザイン・機能性
無料テーマのデザインテンプレート数は少なく、機能も多くはありません。
有料テーマではデザインパーツが多くあり、細部にわたり好みのデザインを作り上げることができます。
また機能が豊富で、カスタマイズもしやすくなっています。
SEO対策
無料テーマではSEO対策がそれほど取られておらず、初心者なら勉強するなどして、自分でSEO対策する必要があります。
多くの有料テーマでは内部SEO対策が行われているので、テーマを導入するだけで大丈夫です。
導入するだけでいいというのは、SEO効果だけでなく、無料テーマにSEO対策を行う時間を考えても大きなメリットになります。
サポート体制
無料テーマではコミュニティ、マニュアル、問い合わせに関するサポートについては、あっても限定的なものが多いです。
有料テーマでは、公式サイトがあり、コミュニティ、マニュアル、問い合わせに関するサポートが充実しているものが多いです。
有料Word Pressおすすめテーマ3選
ここでは具体的な有料Word Pressテーマを3つ取り上げて価格や特徴について説明します。
賢威(けんい)
賢威はSEOのプロにより作成されているテーマで、価格は税込27,280円です。
購入すると「賢威サポートページ」に参加することができ、サイト内には、これまでの疑問に対する答えが集められていて、ほとんどの悩みを解決することができますし、新たに問い合わせることもできます。
ブログのSEOを引き上げたい方や、稼げるブログを作りたい方に向いています。
SWELL(スウェル)
SWELL(スウェル)はデザインがスタイリッシュなテーマで、価格は税込17,600円です。
カスタマイズ性が豊富なのでサイトのデザイン性が優れており、最近注目を集めだしてきたテーマです。
おしゃれなサイトを作りたい方、サイトを高速表示させたい方に向いています。
JIN:R(ジンアール)
JIN:R(ジンアール)は着せ替え機能付きなど、おしゃれなデザインを楽しむことができるテーマで、価格は税込19,800円です。
カスタマイザーが他のテーマとは比べ物にならないほどに作りこまれていて、直感的にデザインを編集できますし、フォーラムやコミュニティなどサポート体制が充実しています。
おしゃれなサイトを作りたい方、稼げるブログを作りたい方、相談できる体制を確保したい方に向いています。
無料Word Pressおすすめテーマ3選
有料テーマにも引けを取らない優れた無料Word Pressテーマを3つ取り上げて特徴について説明します。
Cocoon(コクーン)
Cocoon(コクーン)は内部SEO対策が整っていて、ページの表示速度が速いテーマで、無料で利用できます。
シンプルで初心者にも使いやすく、収益化のための機能が豊富ですし、パソコン・スマートフォンどちらからも見やすくなるように(レスポンシブ対応)なっています。
はじめてのテーマ選びに悩んでいる方や、予算を抑えつつ本格的なサイトを運営したい方に向いています。
Xeory(セオリー)
Xeory(セオリー)はブログ・メディアや企業サイトと多くの方に使われているテーマで、無料で利用できます。
最低限のデザインと最低限の機能を持っていて、商用利用も可能です。
作りが単純でシンプルになっているのでテーマ作成を学びたい方、これからWord Pressを学びたい方に向いています。
Lightning(ライトニング)
Lightning(ライトニング)は関連プラグイン機能が充実しているテーマで、無料で利用できます。
デモサイトをもとに早くサイトを作ることができますし、より高機能な有料版もあります。
使い方やカスタマイズに関する情報が提供されているので、Word PressやLightning(ライトニング)について学習したい方に向いています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Word Pressのテーマを選ぶ際の重要なポイントは次の通りでした。
- 簡単で操作しやすいテーマ
- SEO対策がされているテーマ
- スマホに対応しているテーマ
- サポート、コミュニティのあるテーマ
- 好みのデザインが作れるテーマ
そして費用、デザイン・機能性、SEO対策、サポート体制からみても、すぐにブログを始められる点、記事を早く書ける点からみても、初心者なら有料テーマを選ぶべきです。
一例として賢威(けんい)、SWELL(スウェル)、JIN:R(ジンアール)がありました。
初期的には費用は発生しますが、これからのブログ記事を書くストレスを軽減しつつモチベーションを高め、時間を短縮するための投資と考えて、自分に適したテーマの購入を検討してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました、副業ブロガーのタロでした!