甲斐雅人氏のMasters Bankは月利20％を狙える銀行か？

ゼロ金利の影響もあって、銀行に預金していても利息はほとんど付かず、お金を置いているだけになっている。

投資してみたい気はあるけど、元金が保証されておらず、お金がなくなるリスクを考えると躊躇してしまう。

しかしリターンは小さくてもいいので、リスクが小さな投資法があるというなら試してみたいと思うのではないでしょうか？

大きな利益は望まない代わりに、ほとんどリスクなく儲けることができるような投資法を試してみたいという人なら、

・少ない資金を預けておくだけで、銀行の利息よりも高い投資法はないだろうか
・当面使う予定のないお金を預けるので、複利で増やしてくれる安全な投資法ってないのかな
・AIを使えば、毎月20％ずつ資産が増える、銀行のような投資システムくらいできるんじゃないの

と考えている人もいるでしょう。

そのような方に向けて、今回は甲斐雅人氏の「Masters Bank」について調査してみました。

この記事では、「Masters Bank」について理解することができるよう、初心者に向けて、簡潔に解説をしていきます。

それでは、さっそく解説を始めていきますので、少しだけお時間をください。

Masters Bank開発者「甲斐雅人氏」の経歴

甲斐雅人氏は、数々の著名人がアドバイスを求める投資会の大御所です。

なお、甲斐雅人氏の経歴は、Masters Bank紹介ページ以外において、情報を確認することはできませんでした。

「Masters Bank」の特定商取引に関する表示を調べてみると、運営統括責任者は甲斐雅人氏となっています。

「コネクト」の特定商取引に基づく表示

運営会社	合同会社TENDER
運営統括責任者	甲斐雅人
住所	長野県岡谷市川岸東5-16-34
メールアドレス	kai※mbankrnck.com　※を@に変える
電話番号	080-7939-9695
返品・返金について	お客様都合による返金には応じません。商品の内容が思ったものと違った、また商品の内容を理由に返品・交換・申し込み契約の撤回、解除には一切応じられません。利益がでなかった事が理由での返品・申し込み契約の撤回、解除にも一切応じられません。
免責事項	当商品による損失やトラブルに関しては、弊社は一切の責任を負わず、いかなる補償も行わないものとします。

甲斐雅人氏の「Masters Bank」とは？

「Masters Bank」は、このシステムが投資の達人みたいになっていて、どんどんお金を増やすことが可能な仕組みです。

「Masters Bank」は、実際の銀行ではありませんが、銀行の利息みたいな形で、ただ預けておくだけで、お金を増やすことが可能です。

特長

「Masters Bank」には、次のような4つの特長があります。

「Masters Bank」で稼ぎたい方を特待クラス、上位クラス、通常クラス、実習クラスの4つのクラスに分けて、上位クラスの方にのみ配布するという審査制度を設けています。

そのうち最上位の「特待クラス」に選ばれた方には、Masters Bankと双璧を成す、もう1つの自動売買システム「Coin Bank」が、合わせて提供されます。

「Coin Bank」は、Masters BankのAIによる自動運用の仕組みを流用して仮想通貨の代表格である「ビットコイン」を自動売買して利益を得る仕組みです。

「Coin Bank」単体では、完全自動で月利10％が狙えます。

これをMasters Bankと同時に稼働させれば、合計月利30％が可能になるということ。

10万円を元手に月利30％で運用したとして、1年間で230万円、2年間で5400万円を超える計算になるのです。

利用方法

Masters Bankは、スマートフォンもしくはパソコンで気軽に使えるシステムです。

システムをダウンロードして、スマートフォンやパソコンに設置して、10分程度でスタートすることができます。

Masters Bankをスマートフォンなどに入れて起動させたら、それ以後は何もせずに完全放置で、銀行の利息のようなイメージで利益がどんどん積み重なる仕組みです。

利益獲得の仕組み

Masters Bankの投資の種類は、為替です。

為替レートの差を利用した取引を繰り返し行うことで、利益をどんどん増やすというモデルです。

Masters Bankがシステム上において完全自動で取引をしてくれるので、一切何もせずに利益が入り続けます。

Masters Bankには、独自開発を行った最新の人工知能であるAIが搭載されています。

これが月利20％の自動投資を可能にする根幹の仕組みであり、投資の能力に特化させたAIを開発してMasters Bankに搭載させているのです。

演算能力が抜群に高いので、1日に約200回以上の取引を、自動で行うことができています。

1回の利益が少なくても、勝率の高い取引を200回積み重ねてくれるので、毎月の利益が安定するのです。

甲斐雅人氏の「Masters Bank」のメリット・デメリット

Masters Bankには、3つのメリットと3つのデメリットがあります。

メリット

「Masters Bank」のメリットには、次のようなものがあります。

デメリット

次はデメリットです。

甲斐雅人氏の「Masters Bank」への参加費用と得られるコンテンツ

「Masters Bank」への参加費用と、得られるコンテンツについて見ていきます。

参加費用

「Masters Bank」の参加費は、定価税込1,000,000円です。

しかし特待クラスであり、募集開始から2時間以内に申し込むと、参加費が4分の1以下になる特典等があり、その場合は税込237,980円となります。

決済方法はクレジット払いと銀行振り込みがあり、クレジットなら2分割または3分割も利用できます。

得られるコンテンツ

クラス最上位である特待クラスになった方が「Masters Bank」に参加すると、6つのコンテンツを得ることができます。

特待クラスの方が得られるコンテンツ

さらに募集開始から2時間以内に参加すると、7つのプレミアム特典が付きます。

2時間以内参加のプレミアム特典

甲斐雅人氏の「Masters Bank」で利益を得ることについての考察

ここでは「Masters Bankのロジック」「Coin Bankのロジック」「全額返金保証」について考えてみます。

Masters Bankのロジックについて

Masters Bankは為替で儲けるようで、具体的にはFXの自動売買システムです。

銀行のお金をMasters Bankに移すよう言っていますが、どこに、どのようにして移すのか不明です。

そしてMasters Bankはシステムであって、銀行でも取引業者でもありません。

したがってMasters Bankに移したあとに、取引業者にお金を移す必要があります。

しかし、そのような形跡がないうえに、Masters Bankの通帳の金額は増え続けているようです。

これより、実際にはFX取引をしていない、または複利で殖やせていない可能性があります。

いろいろと調査しましたが、Masters Bankに移したお金が月利20％で増えるかどうかを確認することはできませんでした。

Coin Bankのロジックについて

Coin Bankという投資システムでビットコインの自動売買を行うことで、月利10％が目指せると言っています。

しかし、どのようなロジックで利益を得るのかが述べられていません。

こちらもCoin Bankが月利10％で増えるかどうかを確認することは、残念ながらできませんでした。

また、プレミアム特典のひとつに、仮想通貨「イーサリアム」を自動売買して利益を得られるE-Bankというシステムがあります。

これは完全放置で月収10万円を着実に狙えるシステムと言っていますが、これも本当かどうかを確認することはできませんでした。

全額返金保証について

プレミアム特典のひとつに、「全額返金保証」が付いています。

マニュアルやサポートの通りに実践をしても参加費の分すら利益が出なかった場合は、「全額そっくりそのまま返金する」というものです。

しかし特定商取引法に関する表示には、返品・返金について、次のように記載されています。

「お客様都合による返金に応じません」「利益がでなかった事が理由での返品・申し込み契約の撤回、解除には一切応じられません」とあります。

非常に厳しい表現であり、本当に全額返金保証がされるのかは、微妙かと思われます。

甲斐雅人氏の「Masters Bank」の口コミ

「Masters Bank」の口コミについて調べてみましたが、販売ページ以外では、良い口コミも悪い口コミも見つけることができませんでした。

甲斐雅人氏は、自らの投資の経験やスキルを多くの方に広めていて、著名人がアドバイスを求める投資界の大御所なので、たくさんの口コミがあるのかと思いましたが、残念です。

また約1300名のモニターを使ってMasters Bankの効果を検証して月利20％を狙える結果になったということですが、口コミは確認できませんでした。

また、プレミアム特典として「Masters Bank紹介権利」があり、これはMasters BankをXやインスタグラム等のSNSを通じて多くの方に紹介できる権利で、紹介した方がMasters Bankを運用すると、その運用額の一部が還元される特典です。

紹介権利の投稿についても調べてみましたが、こちらも全く確認することができませんでした。

甲斐雅人氏の「Masters Bank」が向いている人・向いていない人

これまでの調査結果から、「Masters Bank」が向いている人、向いていない人について解説してみます。

向いている人

まずは向いている人について述べてみます。

このような人なら、「Masters Bank」への参加は向いています。

向いていない人

次は、向いていない人です。

このような人は「Masters Bank」への参加は向いていません。

これはあくまでも個人の考えですので、参加を検討する際は、ご自身の状況を踏まえつつ十分に調査し、慎重に判断する必要があります。

まとめ

今回の「Masters Bank」の記事はいかがだったでしょうか。

「Masters Bank」は、実際の銀行ではありませんが、銀行の利息みたいな形で、ただ預けておく完全放置で、平均月利20％にて資産を増やすことが可能です。

投資の能力に特化させたAIを開発してMasters Bankに搭載させているので、一切何もせずに月利20％の自動投資が可能だとしています。

運用を任せる完全自動で毎月20％の利益を得られるメリットがある一方で、高い利回りの根拠、実績、再現性が全く示されていないというデメリットがあります。

「Masters Bank」の参加費は、特待クラスで、募集開始から2時間以内の申し込みで、税込237,980円となります。

無期限にMasters Bankが使用可能など6つのコンテンツが得られますし、2時間以内の参加で7つのプレミアム特典が得られます。

どのようなロジックでMasters Bankに移したお金が月利20％で増えるのか、Coin Bankが月利10％で増えるのかを確認することはできませんでした。

プレミアム特典のひとつに、「全額返金保証」が付いていますが、実際に返金されるかどうかは微妙です。

結論として、少ない資金をMasters Bankに移しておけば、完全放置で月利20％にて資産を増やすことが可能としていますが、「Masters Bank」への参加には、十二分な調査をしたうえでの判断が求められます。

口コミについては良い口コミも悪い口コミも見つけることができませんでしたし、「Masters Bank紹介権利」の投稿についても、まったく確認できませんでした。

「Masters Bank」は、高額な支出を厭わずにリスクをとれる人には向いていますが、高額な出費やリスクを避けたい堅実な投資家には向いていません。

この記事があなたの参考になれば、大変うれしく思います。