タロ ブロックチェーン技術などを活用したWeb3から、新しいビジネスが生まれているかもだし、どんなものなのか、もの凄く興味がある!
ビットコインとかミームコインとか、よく耳にするけど、どのようなものなのだろうか?
物価が上がり続けている毎日の生活が少しでも良くなるとしたら、チョット試してみようかとも思う。
とはいえ、よく理解しないまま始めるのは、どう考えても危険だから、始めるにしても、いろいろと勉強してからにしようと思う。
ミームコイン取引を始めてみるために
・株やFXとは違う、新しい投資法はないのだろうか。
・ライバルが少なくて、ブルーオーシャン的な市場でできる取引はないだろうか。
・リスクがあるのは承知しているけれど、ダマされたり盗まれたりしないような対策はできないだろうか。
・精神的にも体力的にもあまり疲弊することなく、安全にできる投資法はないだろうか。
と考えている人も多いでしょう。
そのような疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもと考えて、「ミームコインの買い方」について解説してみます。
ここでは、「ミームコインの買い方」について知ることができるように、ミームコイン初心者に向けて、重要なポイントを平易に話していきます。
ミームコインってなに?
そもそもミームコインとは何なのかを見ていきます。
ミームコインとは

ミームコインとは暗号資産の一種で、インターネット上のミーム(meme:動画、画像、表現、言葉などが模倣を繰り返しながら広く拡散されていく様子)を基にして発行された暗号資産です。
暗号資産
暗号資産(仮想通貨)とは、硬貨や紙幣といった現金と同様に、モノやサービスを購入・売却できるデジタル通貨のことです。現金とは違い、実体はありませんが、「みんなが価値ありと信じている」ので価値があるということです。
ミームとは、インターネット上で話題となっている文書、画像、動画などのコンテンツそのもの、もしくはそのコンテンツがインターネット上で人から人に拡散されていく現象を指すインターネット・ミーム(Internet meme)という言葉が由来になっています。
ミームコインはインターネットを通して形成されたコミュニティが、ジョークや風刺として始めるケースが一般的です。
WEB3サービスを提供する企業やプロジェクトがサービスを運営するために発行する暗号資産とは異なり、その場の雰囲気やユーモアが重視される。
そのため話題性や人気によって価値が変動する傾向があり、投機的な取引のために売買されることが多いので価格が安定しないという面も持ち合わせています。
ビットコインとの違い
同じコインですが、ミームコインは、ビットコインとは違うのでしょうか?
ビットコインとは、インターネット上の商取引で用いられる暗号資産で、中央銀行や単一の管理者を持たない分散型のデジタル通貨です。
ビットコインなどの主流な暗号資産は、ブロックチェーンやスマートコントラクト(ヒトが介在することなく自動的に契約を実行する仕組み)などの技術を掲げています。
一方でミームコインは暗号資産としての機能性や実用性が備わっていないことが多いです。
それでも時価総額上位のものが存在しているのは、ユニークさやコミュニティの盛り上がりで評価され、将来性を見込まれているからと言えます。
ミームコインの特徴

ビットコインとは違うミームコインには、どのような特徴があるのかを押さえていきましょう。
ミームコインの特徴は技術重視ではなく、価格変動が起きやすく、発行枚数上限が多く、発行目的が不明瞭な場合があります。
技術重視ではない
ミームコインは、面白さや話題性の部分が重要視されていて、技術が重視されていません。
そのため多くのミームコインには、機能性や実用性がないといっても差し支えないでしょう。
ほとんどのミームコインには、暗号資産自体の目的や特別な機能が存在していません。
このことからミームコインには、セキュリティ面が脆弱な場合があります。
セキュリティ対策が弱いと、購入ユーザーが被害を受ける可能性があるのです。
過去にはブラックハッカーから攻撃を受け、価格が99%以上下落したミームコインも。
そのためミームコインを購入する際には、コイン自体のセキュリティ体制を調査しておきましょう。
価格変動が起きやすい
ミームコインの特徴の一つとして、著名人の言動で価格変動が起きやすい点があります。
例えばイーロン・マスク氏の発言により価格が大きく変化しました。
またネット上のトレンドに左右されやすく、通貨が話題に上ると価格が上昇する傾向にあります。
2025年1月にトランプ氏が大統領就任と同時期にトランプコインを発行すると、価格が暴騰しました。
その通貨のコミュニティの動きによって、価格が変動する場合もあります。
ミームコイン投資を行うとしたら、著名人やコミュニティの動向をチェックしておくのがいいでしょう。
発行枚数上限が多い
ミームコインは発行量に制限が設けられていないことがあります。
仮想通貨の場合、一般的に発行枚数に上限があることが多いのですが、ミームコインの場合は違っています。
発行上限が大きく、場合によっては上限が設定されていないミームコインも存在します。
発行量が多いと、安く大量に購入できるメリットがありますが、希少性が低くなり、価格が低くなりやすいデメリットもあります。
タロ 無限に発行されたら、スーパーインフレみたいになるだろうから、そりゃあ価値は低くなるよね!
発行目的が不明瞭な場合がある
ミームコインの中には、発行目的が明らかでない場合があります。
日々さまざまなミームコインが発行されており、発行する目的もさまざまです。
そして中には、大きな目的がないのに発行されるものもあり、問題視されています。
インチキ目的で発行されているコインも存在するので、発行元の情報を調査して、信頼できるコインかどうかを見極める必要があります。
ミームコインの買い方概要

ミームコインの買い方は3通りあり、日本円で直接購入できる国内取引所が初心者向けであり、おススメです。
ミームコインを購入できる場所は国内取引所、海外取引所、分散型取引所(DEX)の3つです。
各取引所の特徴比較
| 国内取引所 | 海外取引所 | 分散型取引所 | |
|---|---|---|---|
| 安全性 | 高い(金融庁の規制) | 取引所による | 契約成立で自動取引されるリスクあり |
| 取引銘柄数 | 少ない | 多い | 多い |
| 手数料 | 高め | 安い | 取引ごとにガス代が必要 |
| 使いやすさ | 初心者向け | 中級者以上向け | 上級者向け |
| 日本円入金 | 可能 | 不可 | 不可 |
| その他 | 日本語対応取引所もあるが、トラブル時は外国語対応が必要 | 管理者がおらず、トラブル対応は自己責任 |
国内取引所
国内取引所は金融庁から許可を受けて営業しており、セキュリティや資産保護について一定の基準を満たしています。
暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要で、2025年6月現在、28の業者が登録されているので確認しておきましょう。
暗号資産交換業者登録一覧
(引用元:金融庁https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf)
日本語で取引できるので、英語力がなくても、海外で人気のミームコインを購入することも可能です。
国内取引所では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と同じ買い方でミームコイン取引が可能です。
ビットコイン、イーサリアム
ブロックチェーン技術を使って運用される仮想通貨には多くのものがありますが、最大の時価総額と流動性を持つものが「ビットコイン」です。ビットコイン以外のすべての仮想通貨をアルトコインといいます。これはビットコインの代わりになり得るコインであり、代替のコイン(alternative coin)を略したものです。イーサリアムとは、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ仮想通貨であり、ブロックチェーンプラットフォームでもあります。
インチキコインが紛れ込む心配はなく、初心者でも知識が少なくても、トラブルリスクを最小限に抑えられます。
海外取引所
海外にも日本国内と同じように仮想通貨を扱う取引所があります。
日本と比べると購入できるミームコインの銘柄数が多いです。
しかし海外の暗号資産取引所は金融庁管轄外であり、個人情報や資産の流出があっても、すべて自己責任となります。
海外の取引所でミームコインを購入するときは、日本円から、他の暗号資産に交換が必要です。
また、ある程度の専門知識がないと、インチキコインへの投資や、トラブル対応できず資産を失うリスクもあります。
分散型取引所(DEX)
分散型取引所DEX(Decentralized Exchange)とは、中央管理者を持たず、ブロックチェーン上でユーザー同士が直接取引できる取引所です。
中央管理者がいないので、本人確認が要りません。
ウォレットを接続するだけで取引が可能ですが、ガス代という取引手数料がかかります。
インチキトークンやハッキングのリスクがあり、初心者には使いづらいと思われます。
イメージとしては、無人で自由に使える両替所といったところです。
ミームコインが購入できる4つの国内取引所
ミームコインが購入できる国内取引所のうち「コインチェック」「bitFlyer」「SBI VCトレード」「ビットバンク」について解説します。
各国内取引所の特徴
| 取引所名 | 特徴 | 取り扱いがあるミームコイン |
|---|---|---|
| コインチェック | サービスが多彩で積立、IEO、NFTの取り扱いもある | DOGE、SHIB、MONA |
| bitFlyer | 全35種類以上の銘柄を扱い、100円から購入できる | DOGE、SHIB、MONA、PEPE |
| SBI VCトレード | 日本円の入手金や送金の手数料が無料 | DOGE、SHIB |
| ビットバンク | 70種類以上のテクニカル分析ができるチャートを利用できる | DOGE、MONA |
IEO
IEO(Initial Exchange Offering)は、上場前の仮想通貨の新規銘柄を購入できるサービスです。取引所の審査を通過した銘柄のみが販売され、申込後は抽選で購入できるかが決まります。
NFT
NFT(Non-Fungible Token)とは、「代替不可能なトークン(ブロックチェーン技術を基にしたデジタル資産の一種)」のことで、デジタル資産の所有権を証明するためのユニークなトークンです。
DOGE、SHIB、MONA、PEPE
ドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、モナコイン(MONA)、ペペコイン(PEPE)は国内取引所で購入できるミームコインです。
コインチェック

コインチェックではドージコイン、シバイヌ、モナコインの3種類を日本円で購入できます。
コインチェックの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 31種類 |
| ミームコインの種類 | DOGE、SHIB、MONA |
| 取引の種類 | 現物取引(販売所、取引所) |
| DOGEにおける最小購入単位 | 1DOGE以上かつ500円以上 |
| 主な取り扱いサービス | 積立、NFT、IEO他 |
| 特徴 | ①初心者で経験が少ない人でも操作しやすいアプリ ②ミームコインも積立購入できてリスクを分散できる ③IEOの取り扱いがあり、新しい銘柄に投資できるチャンスがある |
自動購入となるため、タイミングを図る必要がなく感情に左右されずに資産運用ができます。
時間を分散して暗号資産を購入すると、価格が上がったときに集中して購入するリスクの軽減が可能です。
価格が下がったタイミングでも暗号資産を購入でき、平均化します。
bitFlyer

bitFlyerではドージコイン、シバイヌ、モナコイン、ペペコインの4種類を日本円で購入できます。
bitFlyerの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 38種類 |
| ミームコインの種類 | DOGE、SHIB、MONA、PEPE |
| 取引の種類 | 現物取引(販売所、取引所)、レバレッジ取引(最大2倍) |
| DOGEにおける最小購入単位 | 0.01DOGE以上かつ1円以上 |
| 主な取り扱いサービス | 積立、bitFlyer Lightning(上級者向け取引ツール)他 |
| 特徴 | ①4種類のミームコインに加え、ステーブルコインも複数取り扱う ②1円から暗号資産が購入できるから、お試しで挑戦しやすい ③上級者向け注文ツールもある |
ステーブルコイン
ステーブルコインとは、法定通貨や商品などの価格と連動するように設計された仮想通貨の一種です。これにより、価格の安定性を持ち、従来の仮想通貨のような大きな価格変動を避けることができます。ステーブルコインは、決済手段や資産保有の安定性を提供することを目的としています。
ステーブルコインは、ミームコインと比べて価格変動が緩やかな傾向にあり、価値の急落が心配な人でも挑戦しやすいです。
レバレッジ取引も可能で、より積極的な暗号資産の運用もできます。
レバレッジ取引は保証金を預けて手持ちの金額より高額の取引をする方法です。
手持ちの資金が少なくても大きなリターンを狙いやすい一方で、損失が出た時も金額が大きくなるので、初心者には向きません。
SBI VCトレード

SBI VCトレードではドージコイン、シバイヌの2種類を日本円で購入できます。
SBI VCトレードの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 24種類 |
| ミームコインの種類 | DOGE、SHIB |
| 取引の種類 | 現物取引(販売所、取引所)、レバレッジ取引 |
| DOGEにおける最小購入単位 | 1DOGE |
| 主な取り扱いサービス | 積立、NFT、ステーキング、レンディング |
| 特徴 | ①送金手数料が無料なので複数口座での取引で費用が抑えられる ②資産を保有するだけで報酬を受け取れるステーキング対象銘柄が13種類ある ③SBIグループ100%子会社 |
ミームコインは対象外となるものの、SBI VCトレードが指定する暗号資産を保有しているだけで報酬がもらえるステーキングサービスも提供しています。
ステーキングサービスを利用したい人は、イーサリアムなど対象の通貨を保有します。
外部ウォレットへの送金手数料が無料なので、複数の取引所を利用したい人は、口座を開設して活用することも可能です。
2種類のミームコインを含む24銘柄で、保有している暗号資産を貸し出して利用手数料を得るレンディングサービスが利用できます。
ビットバンク

ビットバンクではドージコイン、モナコインの2種類を日本円で購入できます。
ビットバンクの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 41種類 |
| ミームコインの種類 | DOGE、MONA |
| 取引の種類 | 現物取引(販売所、取引所)、レバレッジ取 |
| DOGEにおける最小購入単位 | 0.0001DOGE |
| 主な取り扱いサービス | レンディング、TradingView(取引ツール) |
| 特徴 | ①最短1分で口座開設手続きが完了する ②70種類以上のテクニカル分析ができる上級者向けツールがある ③取引量が特に多い利用者は優遇プログラムが用意されている |
ビットバンクは、ミームコインも含めて取扱銘柄が41種類と豊富です。
暗号資産取引を始めたいと思ったときに、最短1分で本人確認が完了するスピーディーさもメリットの一つ。
詳細なテクニカル分析ができるツールや大口トレーダー向けの優遇プログラムが用意されており、上級者も満足できます。
ミームコイン別の買い方
国内取引所で購入できるドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、モナコイン(MONA)、ペペコイン(PEPE)の買い方について紹介します。
ドージコイン(DOGE)

ドージコインは、2013年に開発されたミームコインで、ビットコインを風刺・茶化すことを目的に作られたジョークコインでした。
発行枚数は無制限、モチーフはアメリカの匿名掲示板4チャンネルで人気のあった日本の柴犬「かぼすちゃん」です。
ドージコインは、イーロン・マスク氏が注目しており、X(旧Twitter)で言及するたびに価格を急上昇させてきました。
ミームコインの中でも時価総額ランキング7位(2025年5月現在)と高く、代表的な通貨といえます。
ドージコインの買い方は以下の通りです。
| ドージコインの買い方 | 内容 |
|---|---|
| 1.ドージコインを買える取引所の口座開設をする | ①どこの暗号資産交換業者(取引所)にするかを決める ②必要なもの:メールアドレス、電話番号、パスワード設定、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード他) |
| 2.購入資金を入金する | ①即時入金:無料 ②振込入金:振込手数料は別途負担 |
| 3.ドージコインを購入する | ①ドージコインの値動きを確認する ②販売所または取引所の形態で購入する |
「どこの取引所にするか」、「販売所形態または取引所形態で購入するか」については後述します。
シバイヌ(SHIB)

シバイヌは、2020年に発行が開始された比較的知名度が高いミームコインで、ドージコインと同じく柴犬をモチーフにしたものです。
発行当初はそれほど注目されておらず、価値がほとんどなかったコインですが、2021年にイーロン・マスク氏が言及したことで、一気に価格が高騰しました。
イーロン・マスク氏を中心とした著名人からの言及による話題性を踏まえ、価格変動しやすいミームコインといえます。
シバイヌの買い方は以下の通りです。
| シバイヌの買い方 | 内容 |
|---|---|
| 1.シバイヌを買える取引所の口座開設をする | ①どこの暗号資産交換業者(取引所)にするかを決める ②必要なもの:メールアドレス、電話番号、パスワード設定、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード他) |
| 2.購入資金を入金する | ①即時入金:無料 ②振込入金:振込手数料は別途負担 |
| 3.シバイヌを購入する | ①ドージコインの値動きを確認する ②販売所または取引所の形態で購入する |
モナコイン(MONA)

モナコインは、2013年にリリースされた、初めての日本国内発のミームコインです。
匿名掲示板2チャンネル(現在は5チャンネル)のアスキーアート「モナー」がモチーフになっています。
コミュニティ内での投げ銭で使用されるなど、一定の実用価値もあるコインとなっています。
2017年に一時的に価格高騰したあとは、大きく話題になることも少なく、近年、価格は落ち着いている状況です。
モナコインの買い方は以下の通りです。
| モナコインの買い方 | 内容 |
|---|---|
| 1.モナコインを買える取引所の口座開設をする | ①どこの暗号資産交換業者(取引所)にするかを決める ②必要なもの:メールアドレス、電話番号、パスワード設定、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード他) |
| 2.購入資金を入金する | ①即時入金:無料 ②振込入金:振込手数料は別途負担 |
| 3.モナコインを購入する | ①ドージコインの値動きを確認する ②販売所または取引所の形態で購入する |
ペペコイン(PEPE)

ペペコインは、2023年に発行された比較的新しいミームコインで、デザインには「ペペザフロッグ(Pepe the Frog)」というカエルのキャラクターが使用されています。
ペペコインは、他のミームコインと異なり税金ゼロを掲げていて、コイン購入の際、手数料がかからないので優位性の高い取引を行うことができます。
またデフレメカニズムという、取引の際にトークンの一部が消失される仕組みがとられており、需要と供給を保ち、ペペコインの価値を高めています。
ペペコインの買い方は以下の通りです。
| ペペコインの買い方 | 内容 |
|---|---|
| 1.ペペコインを買える取引所の口座開設をする | ①どこの暗号資産交換業者(取引所)にするかを決める ②必要なもの:メールアドレス、電話番号、パスワード設定、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード他) |
| 2.購入資金を入金する | ①即時入金:無料 ②振込入金:振込手数料は別途負担 |
| 3.ペペコインを購入する | ①ドージコインの値動きを確認する ②販売所または取引所の形態で購入する |
ウォレットについて

一般的に、ミームコイン等の暗号資産を入れておく財布のことを「ウォレット」といいます。
ウォレットは暗号資産を保管し、他の人に暗号資産を送金したり、受け取ったりすることができるものです。
それなら、国内の暗号資産交換業者(取引所)でミームコインを購入するなら、ウォレットが必要な気がします。
しかし、実際にはウォレットを用意しなくてもミームコインを購入することはできるのです。
なぜなら国内の暗号資産交換業者(取引所)では、購入したミームコインは自動的に取引所のウォレット(管理口座)に保管されるから。
ミームコインを購入すると、取引所がコインを購入者のアカウントに割り当てて、取引所内の「資産」ページで確認・管理が可能なのです。
ただし注意点として、国内の暗号資産交換業者(取引所)に資産を預けっぱなしにするとハッキングや倒産といったリスクもあります。
長期保有や大きな金額を保管する場合には、メタマスク、ハードウェアウォレットといった自分のウォレットに送金して保管するのが、より安全です。
したがって、自分でウォレットを用意しなくてもミームコインは買うことはできまずが、長期保有やセキュリティを重視するなら自分のウォレットを持つのがいいでしょう。
どの暗号資産交換業者(取引所)に口座開設するか
開設する国内暗号資産交換業者(取引所)を一つに絞る必要はないですが、いくつかの要素を調べて、より有利な取引所を選択するのがいいでしょう。
ここでは、取引所・販売所、手数料の安さ、スプレッドの狭さを取り上げて説明します。
取引所と販売所、どちらで取引するか
日本国内で仮想通貨の売買ができるサービスは、金融庁登録を受けた暗号資産交換業者が提供しています。
主要な交換業者では、形態として「販売所」と「取引所」の両方を提供しています。
そして販売所と取引所には、それぞれの特徴があります。
「販売所」形態と「取引所」形態の特徴
| 販売所 | 取引所 | |
|---|---|---|
| 取引相手 | ・交換業者 ・いつでも売買できる |
・投資家同士 ・注文のマッチングが必要 |
| 買い方 | ・簡単 ・シンプル操作で迷わない |
・やや難しい ・高度注文で約定価格に優位性 |
| 手数料 | ・高い ・3~6%の売買価格差 ・長期投資向き |
・低い ・0.01~0.1% ・短期トレードにも有利 |
| おすすめ | ・初心者 ・初めて暗号資産を購入する方 |
・経験者 ・過去に投資経験がある方 |
販売所と取引所とでは、取引相手が異なります。
販売所では、個人と仮想通貨の交換業者が取引を行いますが、イメージとしてはスーパーやコンビニなどで店頭販売する感じです。
取引所では、個人同士が取引を行います。
フリマサイトのように買いたい人と売りたい人が希望の価格を提示し、仲介がマッチングするイメージです。
販売所では「Aを3個欲しい」という成行注文の形態で、表示されているレートで即座に売買が成立します。
一部の販売所では価格指定(指値注文)に対応しているところもあるので、事前に確認しておきましょう。
取引所では、「〇円で買いたい」「×円で売りたい」とユーザーが希望金額を設定し、その金額が合致すれば、取引が成立します。
そのほかにも成り行き注文や逆指値注文など多様な注文方法が使えることも多いです。
初心者は安心して販売所から、投資経験者はお得に取引所から、といった感じです。
手数料の安さ
手数料といっても、口座開設・口座維持手数料、販売所取引手数料、取引所取引手数料、入金・出金手数料など、さまざまなものがあります。
取引を始める前に一通り調べておきましょう。
取引回数が多くなる場合には、取引手数料は大きな痛手となるため注意が必要です。
取引所手数料は無料のところもあります。
販売所手数料については無料としている暗号資産交換業者もありますが、実際には「スプレッド」というやり方を採用しているところが多いです。
スプレッドの狭さ
スプレッドとは、国内暗号資産交換業者(取引所)において「販売所」形態で発生する「暗号資産を買うときと、売るときの価格差」のことです。
これは取引所の手数料のようなものと考えるとわかりやすいです。
例えばミームコインの買値が10,000円、売値が9,500円のとき、スプレッドは500円(5%)になります。
つまり、買った瞬間に売ると、価格変動はないのに500円損をするということです。
これは国内暗号資産交換業者(取引所)が、暗号資産を安く仕入れて高く売ることで、利益を出すためです。
スプレッドが広いほど、ユーザーにとっては不利になる、ということです。
暗号資産は買うだけで損をすることもあるので、スプレッドの確認は非常に重要になりますので、事前に調べておきましょう。
タロ 10,000円で買ったものについて利益を得ようとするなら、スプレッドの500円を含めた10,500円以上で売る必要があるということか!
ミームコイン取引をするときの注意点

ミームコインを始めとした暗号資産には、さまざまなリスクがあることを理解したうえで取り組む必要があります。
具体的には価格が大きく変動する可能性があり、資産価値が下がる可能性があり、インチキ目的のミームコインを購入しても補償は受けられず、セキュリティが甘い海外取引所を選ぶと資産を失う可能性があります。
価格が大きく変動する可能性がある
ミームコインはインターネット上で話題となっているコンテンツについて拡散しているところから始まっているので、価格は流行に大きく左右されます。
インフルエンサーなどの影響で注目を集めれば、流行に乗り価格が急上昇しますが、逆に売りが始まれば、価格は急降下します。
大きく儲けられる可能性がある一方で、大きな損もしやすいので、慎重に取引を行いましょう。
資産価値が下がる可能性がある
ミームコインは発行枚数が無制限に設定されている場合もあり、増えすぎると、価値が下がる傾向があります。
取引量が増えても通貨の価値に元本保証はありません。
例えば、先ほども出てきたペペコインは発行枚数の上限が設定されているデフレ型通貨です。
デフレメカニズムでは、取引のたびにコインの一部を燃やす「バーン」をするので総供給量を減らします。
値下がりの原因は発行枚数だけではないので、市場トレンドや銘柄の特徴を調べて投資しましょう。
インチキ目的のミームコインを購入しても補償は受けられない
海外取引所でインチキコインを購入させられたとしても、日本の法律が及ばないので補償は受けられません。
ミームコインは数が多く、見ただけでインチキと見抜くのは難しいので、専門知識がないうちは国内取引所を利用しましょう。
SNSでは有名人のアカウントが乗っ取られてインチキコインの宣伝に使われることもあります。
有名人のアカウントであっても、発言内容や公式サイトに少しでも不自然さを察知したなら関わるのはやめましょう。
必ず儲かる暗号資産などはないですし、海外取引所の利用はリスクが大きいといえます。
セキュリティが甘い海外取引所を選ぶと資産を失う可能性がある
セキュリティが甘い海外取引所を選ぶと、ハッキング等による被害で資産を失う可能性があります。
海外取引所で口座を開設するなら、コールドウォレットに対応しているか確認します。
ホットウォレット、コールドウォレット
ウォレットとは暗号資産を保管しておく財布ですが、2つに分類することができます。一つはネットに接続された環境にある「ホットウォレット」、もう一つはネットから遮断された「コールドウォレット」です。コールドウォレットはオンラインではないので、ホットウォレットよりはるかに高いセキュリティを実現でき、暗号資産の安全性を高めてくれます。
有名取引所を真似たニセのサイトがあったり、SNSでリンクを貼ってフィッシングサイトに誘導されたりする場合もあります。
ウォレット情報やクレジットカード情報が盗まれる可能性もあるので、安心できるURLであることを確認してから情報を入力しましょう。
ミームコイン売買利益による税金計算方法

最後に、ミームコイン売買利益による税金について解説します。
所得税額
仮想通貨の所得は、会社員の方なら年間20万円を超える場合、確定申告をする必要があります。
なお所得とは、「売買で儲けた利益」から、手数料や通信費などの「必要な経費」を引いたあとに残るお金です。
税金は、この「所得(利益-経費)」に基づいて計算されます。
仮想通貨の所得区分は雑所得に区分されていて、1年間での給料や副業の収入など他の所得と合計して計算します。
これを総合課税といいますが、所得が多いほど税率が高くなる累進課税の仕組みが採用されています。
所得税の場合、最高で45%の税金がかかるだけでなく、他にも住民税(10%)、復興特別所得税(所得税額×2.1%)がかかります。
つまり所得税と合わせると最高税率は55.945%になるのです。
所得税額については、「所得税の速算表」を使用すると簡単に求めることができます。
所得税額は、「課税所得金額×税率-控除額」になります。
所得税の速算表
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000円から195万円未満 | 5% | 0円 |
| 195万円から330万円未満 | 10% | 97,500円 |
| 330万円から695万円未満 | 20% | 427,500円 |
| 695万円から900万円未満 | 23% | 636,000円 |
| 900万円から1,800万円未満 | 33% | 1,536,000円 |
| 1,800万円から4,000万円未満 | 40% | 2,796,000円 |
| 4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
※課税される所得金額は1,000円未満の端数金額を切り捨て
引用元:国税庁(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)
課税対象となる所得が発生するタイミング
仮想通貨を取得後、保有しているだけでは、税金はかかりません。
取引をすれば所得が発生するタイミングが出てきますが、取引と認識していないタイミングでも損益が発生していることがあります。
所得が発生するタイミング
| 所得発生タイミング | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| ①売却したとき | 売却価格と取得価格(手数料等含む)の差額 | 100万円で購入、手数料1万円、150万円で売却→49万円の利益 |
| ②仮想通貨と、他の仮想通貨を交換したとき | 保有していた仮想通貨Aを、Bを交換した | 1月1日にビットコインを100万円で購入、7月1日にすべてをイーサリアムに交換したが、同日ビットコインの価格は150万円→50万円の利益 |
| ③仮想通貨で買い物をしたとき | 保有していた仮想通貨を円に換金して買い物をした | 1月1日にビットコインを100万円で購入、7月1日に円に換金したら150万円→50万円の利益 |
| ④NFT等を購入したとき | NFT購入そのものには課税は発生しないが、支払った仮想通貨の時価により利益となる場合がある | NFTを時価30万円の1イーサリアムで購入、1イーサリアムは半年前に20万円で購入→10万円の利益 |
利益計算の詳細
ミームコインの税金計算は、取引履歴をさかのぼって、一つひとつの取引による損益を計算します。
損益は日本円で計算を行う必要があります。
ブロックチェーンエクスプローラーを見ることで過去の取引を見返すことはできますが、円での取引価格などの情報は履歴に載っていません。
そのため仮想通貨建てで記録された取引履歴について、それぞれの時点における時価に計算しなおす必要があります。
このような計算を効率的に行うための計算ツールもあるようです。
これら取引等ごとに利益、経費、所得を計算して1年間の収支を計算します。
それをもとに確定申告書を作成・提出しつつ、所得税を納めます。
なお税金を正しい金額で、期限(3月15日)までに納付しなかった場合には、追徴課税を受けることになりますので注意しましょう。
まとめ
ミームコインとは暗号資産の一種で、インターネット上のミーム(meme)を基にして発行された暗号資産で、暗号資産としての機能性や実用性が備わっていないことが多いです。
ミームコインの特徴は技術重視ではなく、価格変動が起きやすく、発行枚数上限が多く、発行目的が不明瞭な場合があります。
ミームコインを購入できる場所は国内取引所、海外取引所、分散型取引所(DEX)の3つですが、最初は法律・保護があり、日本円で直接購入できる国内取引所から買うことを推奨します。
ミームコインが購入できる国内取引所のうち「コインチェック」「bitFlyer」「SBI VCトレード」「ビットバンク」について解説しました。
国内取引所ではドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、モナコイン(MONA)、ペペコイン(PEPE)を購入することができます。
開設する国内暗号資産交換業者(取引所)については、取引所・販売所、手数料の安さ、スプレッドの狭さ等を比べて選択するのがいいでしょう。
ミームコイン取引をするときには価格が大きく変動する可能性があり、資産価値が下がる可能性があり、インチキ目的のミームコインを購入しても補償は受けられず、セキュリティが甘い海外取引所を選ぶと資産を失う可能性があることに注意が必要です。
会社員の方の仮想通貨の所得が年間20万円を超える場合、確定申告をする必要がありますが、課税対象となる所得が発生するタイミングは売却したときだけでなく多くのタイミングがあります。
タロ 最後までご覧いただきありがとうございました、副業ブロガーのタロでした!






